安心安全のまちづくり 活気あふれる湯浅町 ~湯浅町長 上山章善~
皆様方におかれましては、健やかに新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。
さて、昨年は9月に再任をいただき、5期目の町政を担わせていただいているところですが、就任当初より掲げている「安心安全のまちづくり」の更なる実現に向けて、着実に事業を進めております。
まず、老朽化した湯浅斎場の建替えについて、令和8年度の供用開始に向けて、現在使用している斎場を稼働させながら進めております。また、総合センターにつきましても、他の公共施設のように避難施設としての機能を兼ね、あらゆる人権課題の解決に資する施設、また生涯学習の拠点となるよう計画を推し進めているところです。
次に、これまでに湯浅町の独自施策として、国の交付金を活用し、町内消費の活性化を目的とした湯浅クーポンを配布してまいりましたが、長引く経済不安に対する町民の皆様からの声が聞こえてくることもあり、一刻も早く対応すべきであると考え、湯浅クーポン第5弾を配布する運びとなりました。令和7年1月から、順次各ご家庭にお届けする予定です。本事業が皆様の生活の一助となれば幸いです。
次に、去る12月16日、湯浅中学校3年生に参加をいただき中学生議会を開催しました。地方財政について学び、生まれ育った湯浅町に必要なものは何かと着目し、中学生ならではの視点で、福祉の充実や医療、観光、教育環境の充実といった多岐にわたる提言をいただきました。生まれ育った湯浅に熱い思いをもち、将来を担う生徒たちをとても心強く感じました。今後の町政運営に活かし、より良い湯浅町を将来へ繋いでいけるよう、引き続き熱意をもって取り組んでまいります。